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出会った人々の可能性を解放する。スカウトメソッドSSHで年間10名の採用を達成

山岸 毅志Yamagishi takeshi

YHR Management

代表

1976年千葉県千葉市生まれ 東海大学卒業
趣味:野球・読書 家族:妻・長男・長女の4人家族
2000年4月レオパレス 入社/8月退職
2000年10月クレディスイス生命入社
※在籍8年間で6度の社長杯入賞・MDRT4回
2008年7月クレディスイス生命退職
2008年日本生命 男性中心営業部隊の組織構築にマネージャーとして参画
※マネジメント職11年間で約50名を採用(うちSSHから30名)
2014年メットライフ生命入社
2019年独立/YHR Management 設立

Index

  1. 年間採用10名を達成したメソッド~SSH~
  2. 候補者の20%がCIP・CDPに繋がるスカウト術「SSH(Super Street Hunting)」とは
  3. 1on1で本気・本音・本物のストーリーをつくる。外部所長として心の拠り所となる
  4. 「コンサルティング料金はあなたが決めてください。」

年間採用10名を達成したメソッド~SSH~

「コンサルティング料金はあなたが決めてください。」

そう新規クライアントに話すのは、生命保険営業職員の採用マネージャー(所長)に特化したコンサルタント YHR Management代表の山岸 毅志だ。

外資系生命保険のマネージャーとして、年に2名採用が決まれば海外で表彰、3名採用ができたらスーパースターとして賞賛されるという世界で、独自のスカウト手法を駆使し年間10名の採用実績を持つ山岸は、生命保険の採用マネージャー(所長)に特化したオリジナルスカウトメソッド「SSH(Super Street Hunting)」を提唱している。文字通り「路上スカウト」のことだ。

「営業マンにとって一番の不安は見込みのお客様がいないこと。成績を出す以前にアプローチできる先がないと精神的不安に陥ります。採用マネージャー(所長)であれば『採用を見込める候補者』がアプローチ先です。私が現役時代、候補者に困らなかったのは理想の人材はいつでも自分のすぐ隣にいると気が付いたからなのです。」

最も一般的な採用候補者の発掘方法といえば営業職員の友人、または既契約者など自分の人脈を辿って紹介を得ることだという。マネージャー職の大多数がこの手法だけで何とかしようと試みるが、アプローチまで時間が掛かるうえに、候補者数に限りがある。加えて外資系の生命保険会社になると「一流大学出身」「一流企業勤務経験」「体育会系」など、スカウト対象の条件が厳しいため、それらを満たす逸材を限られたリストの中から見つけるのは至難の業だ。採用に繋がる可能性は非常に希薄であり、所長と呼ばれる採用マネージャーが抱える悩みは往々にしてここにある。

「セミナールームで講義したところでいきなり路上でのスカウトはできません。勇気がでず、恥ずかしさと名刺交換を断られるかもしれないという怖さが先行します。しかし、これが臆せずできるようになればいつでも、どこでも採用候補者を発掘できます。路上では、マネージャー4〜5人で実施します。私もスカウト現場には必ず付き添います。机上の空論にならないようスキルが身に付くまで徹底的に伴走するのがSSHの一番の特徴です。」

2020年2月現在の実績値は目標以上のCIP・CDP(支社長面談)への導入率が20%にまで近づいているという。事実、SSHでスカウトした採用候補者が最終面談に進んでいるという報告も受けている。

年に1名の採用に苦しむ生命保険業界のマネージャー職において、SSHは底知れない効果を発揮していると言えるだろう。