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メルセデス・ベンツAMG日本一のセールス  「お客様の喜びのために自分には何ができるか」  顧客に最高の価値を提供し続ける

渡邊 純一Watanabe Junichi

株式会社シュテルン中央

営業部次長/AMGセールスエキスパート/MB国際認定セールス 

1973年 東京生まれ
1989年 日本大学第三高等学校入学
1992年 日本大学商学部 入学
1995年 日本大学商学部 卒業 車用品店 入社
2004年 株式会社シュテルン中央 入社
2012年 豊洲店 店長 就任
2014年 AMG販売日本一
2016年 AMG販売日本一
2017年 AMG販売日本一

Index

  1. 「あなたから買ってよかった」 顧客に最高の価値を提供し続ける
  2. 「一番になれ!」父の言葉と恩師が押した、人生のスイッチ
  3. チーム力を生かし、不採算店舗の売り上げを200%に!大切なのは顧客の思いを「聴く」こと
  4. 「後にも先にも私以外に知りません。」入社10日前から丁稚奉公で業務スタート。
  5. 守破離の精神でAMG販売日本一のセールスを3回記録。3年間休まずに貫いた「一番」への想い。
  6. 真の日本一を目指し続ける。恩返ししたい人たちへ感謝を込めて

「あなたから買ってよかった」 顧客に最高の価値を提供し続ける

「わぁぁ!すごい!お父さん、見て!!」

お客様の表情に、驚きの笑顔が広がった。納車する車のトランクルームを開けると、そこには息子さんが大好きなミニカーが、所狭しと並んでいたのだ。メルセデスベンツ豊洲店店長、渡邊純一の仕事は、単に車を売ることではないのだという。「誰から買っても同じものを、『あなたから買ってよかった』と言われるのがやりがいなんです。」そう話す渡邊が仕掛けるのは、納車時のサプライズだけではない。休日にもお客様からの問い合わせに即時対応を徹底している彼の元には、商品についての相談はもちろん、様々な問い合わせが舞い込むという。

「おすすめのお食事処や、予約が取れないホテルのリザーブやスポーツ等のチケットのご相談もお客様から頂きます。」

またスーツについてもよく聞かれるのだという。
「渋谷にあるオーダースーツのハリースタイルさんに出逢ってからは、他ではスーツを作らなくなりました。シルエットの出方が違うんですよね。体のラインが格好良く見える。朝鏡の前に立つと、嬉しくなります。お客様からも『どこで作ってるの?』と聞かれて、ご紹介しています。」

※左:渡邊さん 右:㈱ハリースタイル代表の岡本さん

本当に良いものを顧客のニーズに合わせて紹介する、そのための知識を学ぶこと、人脈を広げることに余念がない。

「なんでも屋みたいになっています。お客様からのどんなお問い合わせにも答えられる自分でいたいんです。お客様の笑顔が自分のモチベーションでもあり、お客様から学ばせていただくことが多いと感じています。」

顧客の人生にとって何が有益かを常に考えている彼は、顧客同士をつなげる会食を開催したり、顧客のリタイヤ後の再就職がマッチングできるようなコミュニティも発案運営したり、「営業」の枠に留まらない顧客サポートを展開している。そんな渡邉の元には、顧客からの紹介で訪れる人が後をたたないのだ。2014年から3度AMG販売日本一となり、順風満帆に見える渡邊。しかし、ここまで来るのは簡単な道のりではなかった。