story online

全ては顧客の成功の為に。360°最高のシルエットを提供する  ファッションの先にあるサクセスを届けたい。

岡本 英久OKAMOTO HIDEHISA

株式会社ハリースタイル

代表取締役

1980年生まれ 趣味:ゴルフ・飲食
東京都東久留米市出身、東京都立武蔵高等学校卒業、立命館大学法学部中退
1999年 大学時代に個人事業主として洋服の卸業をスタート
2006年 株式会社ハリースタイル立ち上げに参画
2007年 株式会社ハリースタイル 代表取締役就任
2008年 株式会社ハリースタイル 全株式取得
2011年 同社を渋谷に移転
2012年 医師専門のオーダー白衣のオンラインサイト 株式会社icona 設立 代表取締役就任
2015年 オーダーシャツのocchi ECサイトをリリース
2019年 story online株式会社とパートナー契約を締結

Index

  1. 「服を通して生涯のパートナーになる。」熱狂的なファンを獲得
  2. 『神は細部に宿る』『スーツや生地は主役ではない』
  3. 顧客ゼロ、負債2,000万円からの社長業をスタート
  4. 毎日がサバイバル。売れない営業マン時代〜年間1億円を売るまで
  5. 代替できるサービスでは意味がない。 自分にしかできないサービスの提供を目指す

「服を通して生涯のパートナーになる。」熱狂的なファンを獲得

2006年設立以来、看板もださず、顧客からの紹介しか予約を取らない完全紹介制というスタイルで営業している隠れ家的なテーラーがある。HARRY STYLE TOKYOだ。
渋谷駅から徒歩3分ほどにある同社は、SOHOビル内にバックオフィスとフィッティングルームとしての事務所を2つ構えている。
「ただスーツが欲しいだけなら、うちで買う必要はありませんよ。高いし手に入るまで1ヵ月掛かります。そこら辺で買えば5-6万円で手に入ります。スーツは最高のパフォーマンスを発揮する為に必要な、ホワイトカラーの為の『エレガントな作業服』です。あなたはどんなパフォーマンスを出したいですか?」接客で顧客にそう語るのは株式会社ハリースタイル代表の岡本だ。
『服を通して生涯のパートナーになる』というコンセプトをかかげ、顧客に『本当に必要なスーツを提案する』を信条としているハリースタイルには、同社の商品を着ると「業績があがった」「人生が好転した」という顧客の声が多い。また顧客の中には「ハリースタイルのオーダースーツ、シャツの着心地やシルエットが気に入り、クローゼットの中の他のスーツを全て処分した」という熱狂的なファンも多いテーラーだ。

 

『神は細部に宿る』『スーツや生地は主役ではない』


クライアント一人ひとりの職業、立場、仕事内容、役割、抱えている課題、今後の目標、さらにはキャクター(性格)などを踏まえオーダースーツを提供しているという。すべてはスーツを通じて、顧客の成功を支援するためである。他のオーダースーツ店が行なっている「スーツが主役」「生地が主役」の販売や接客はしないという。

「例えば不動産取引等の大きなディールをされている経営者の方や優秀な人材を獲得しなくてはいけないリクルーター、外資系証券会社やプルデンシャル生命やソニー生命に所属する営業の方は「説得力」が大事になります。その為にも「信頼」「貫禄」がスーツスタイルから感じ取れるように、生地選びや細かいサイジングが肝です。必ず、神は細部に宿ります。その他大勢から抜け出しているビジネスパーソンも必ずと言っていいほどこの事を大事にしていますね。」

例えば「首」を綺麗に見せるとスタイルが抜群によく見えると言う。「首」「手首」「足首」の事だ。この部分のサイジングが甘いと全体的なシルエットはだらしなく見え、いくら良質で高価な生地で仕立てたスーツでも安っぽく見えてしまうのだ。こんなポイントが幾つもあるのがハリースタイル のオーダースーツの特徴なのだ。

「他店のオーダースーツに浮気をしたお客様は、『神が宿っていない細部』への違和感からハリースタイル に戻ってきますよ。『なんか合わないですよね』『何回直してもしっくりこない』と。当店はパターンオーダー以上フルオーダー未満ですが、コストを負担してでもお客様に合わせて型紙を都度都度いじってますから、当たり前ですね。工場や職人頼みの巷のオーダースーツ店には負けません。」

「心理学では体が大きく見える人は説得力があるとされています。また適度に鍛えた逆三角形の身体やスタイルは、好感度や安心感を生みます。だらしない雰囲気の方は、だらしない仕事を連想させます。心理学や印象学に基いて、どのような色、デザイン、サイジングであれば『360°最高のシルエット』になるかをカウンセリングや採寸時にお伝えし、その通りに出来上がった商品を提供しています。」

ファッションの先にあるサクセスを届けるというコンセプトに基づいてオーダースーツを提供している事がよくわかるエピソードだ。

そんなハリースタイルの設立は2006年になる。実は岡本は創業社長ではない。その事は知っているのは、当社のコアなファンだけだ。創業の地は岡本の生まれ育った土地でも学生時代を過ごした土地でもない千葉県松戸市だ。メンバーは岡本の前職の先輩である初代社長と女性スタッフ、店長とアシスタント、岡本の5名。岡本は専務の立場で、財務と今後のスーツ業のフランチャイズ展開に向けてのシステム構築を担当した。その後、フランチャイズ管理の別会社に出資し、初代社長が移籍したのを機に、岡本がハリースタイルの新社長に就任。設立からわずか1年後の2007年のことだ。船出は順風満帆とは程遠いものだった。