story online

すべては顧客ために。 老舗でありながら常に最先端を行く特許事務所であり続ける。

木戸 良彦Yoshihiko Kido

木戸特許事務所

所長

1977年生まれ 趣味 遠泳コーチ
2000年 慶應義塾大学理工学部 卒業
2002年 慶應義塾大学大学院修士課程 修了
     木戸特許事務所 入所
2003年 弁理士試験合格・弁理士登録
2012年 事務所移転
2016年 木戸特許事務所所長就任
2017年 日本弁理士会副会長

Index

  1. 顧客と世界を結ぶ特許事務所 120年の歴史とグローバルな視点で変革を。
  2. 「別にお前のところに頼まなくてもいいんだ。」顧客からのお叱りの言葉。気付かされた本当のお客様目線の意味。
  3. 事務所閉鎖の危機で組織変革を遂行。チームで掴んだV字回復。
  4. 地球規模で仕事をする事で、世界に100名の信頼できるパートナーを持つ。
  5. 国際的な事は当たり前。120年の歴史をもった最先端の老舗事務所であり続ける。

顧客と世界を結ぶ特許事務所
120年の歴史とグローバルな視点で変革を。

歴史を感じさせる重厚な石材で、外壁を覆われた建物、国登録有形文化財指定の丸石ビルディング(東京都千代田区)の中に、120年続く老舗の特許事務所がある。

木戸特許事務所だ。

「特許―知的財産に関わる仕事は、時代の変化にいかに対応して行けるかが問われる世界です。最先端の見識、グローバルな活動範囲と人脈を構築していきながらも、受け継いできた歴史は大切にしていきたいんです。歴史ある「木戸特許事務所」の名に、『国際』とつけないのは、そんな理由からです。」

そう語るのは、4代目木戸特許事務所所長の木戸良彦だ。

顧客を取り巻く時代の変化に対応するために、120年続いた老舗事務所を変革し、当時中小規模の事務所としては珍しい程にIT化を進め、また老舗としてのアイデンティティを大切にしていきたいと、登録有形文化財の建物への移転を推し進めた人物でもある。

驚くべき事はその時若干32歳で、まだ所長就任前だったという事だ。

この事により今では年間200件以上の特許・商標出願をし、これまで1,000社を超える取引企業に対して、50か国以上への出願の実績も持つ特許事務所になっている。今でこそ、弁理士としても、経営者としてもその手腕を発揮している木戸だが、その歩みは決して平坦なものではなかった。