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次世代の革新的製造業「梅田工業株式会社」 クリエイティブな人材が活躍できる環境を整備する

梅田 英鑑Umeda Hidenori

梅田工業株式会社

代表取締役社長

明るく楽しい環境のもと、フレッシュな感覚とパワーでオリジナル製品の開発を目指す

 「中小企業の強みは、大手にはないレスポンスの早さや、自由な発想が取り入れやすい環境です。このような環境をさらに整備する一方で、大手の強みである給与や福利厚生といった環境も同時に実現していきます」

 梅田は既に動いている。冒頭の事業内容にも関連するが、これからは下請業務だけではなく、自社オリジナル製品を開発していきたいとの想いがあるからだ。そして実現した暁には、現在の売上が倍増するとも計画。この考えももちろん、先の経営計画書に盛り込まれている。これまでない新しいビジネスであることから、担当するメンバーに関しても新しい価値観や感性を持つフレッシュなメンバーが必要だと梅田は考えている。また長い目で会社の存続を考えた上でも、積極的に若い人材を迎え入れる事も。そこで2018年より新卒採用に注力し、リクナビやDODAといった求人メディアなどでも積極的に募集しているという。

「先入観や固定観念を持たずに、まずは自分の作りたいものを作ってみる。そのような積極的な人材を求めていますし、そうしやすい環境をさらに整えていこうと考えています。そしてこの想いは従来の業務でも同じです。流れ作業の一環、歯車的な感覚で仕事に臨むのではなく、『ここをこう改善したら、より効率化につながるのでは。その空いた時間で自分もオリジナル製品を作ってみたい』という風に、社員一人ひとりが自ら考え、行動し、創造的に働くことのできる職場にしていきたいのです」

そんな梅田の想いが実現できた暁には、一体どのような製品が生まれているのか。また会社の規模ならびに環境はどこまで成長し整備されているのか。楽しみで仕方ない。

編集・インタビュー:岡本 英久/杉山 忠義 撮影:くさなぎ まこと 

梅田 英鑑Umeda Hidenori

梅田工業株式会社

代表取締役社長

1979年 埼玉県熊谷市生まれ
1997年 高校卒業
2000年 製造業 入社/退社
2002年 大学入学
2003年 大学中退
2006年 製造業 入社
2008年 梅田工業株式会社 入社
2009年 一時退職
2011年 復職/インドネシア現地法人へ出向
2013年 常務取締役 就任
2014年 代表取締役社長 就任(現職)
2017年 過去最高売上げ達成