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100年後を見据えた仕事をする。 全ては顧客との約束と幸せを守るために。

柳田 優木Yanagida Yuki

プルデンシャル生命保険株式会社

東京南支社 支社長

営業所長時代 恩師である所長の教えを守り、心の通ったマネジメントを心がける

「私は人情味が乏しいんですよね」。そう、柳田は言うが、これまでの歩みを見ると、それはあくまで本人が思っているだけのこと。いや、謙遜や照れ隠しで言っているだけのようにも思える。文房具メーカー時代、上司に憧れ配属先を変えることは、今のドライな若者的な感覚に思えるからだ。プルデンシャルに入ってからも、仕事を抜きにして、所長と家族ぐるみの付き合いをしていた。後釜を自分が担ったのも、人情味があるからに他ならない。そしてこのような柳田の人間力は、所長になってからも“柳田らしさ”として、後輩ライフプランナーの成長の糧となっていく。その柳田らしさのひとつは、いい意味で人に頼る事ができることだ。

「自分は論理的思考で営業するタイプでしたが、活躍するライフプランナーの多くは、人間力で顧客を開拓していくメンバーです。私にその能力はない。だから、そのような人間力やコミュニケーション能力に長けたメンバーにお願いし、自分に代わってトレーニングしてもらうようにしました。別の方法でも成果が出ると分かれば、聞く耳を持ち、私に代わりトレーニングを任せました。端的に言えば、人に頼るマネジメントです」

さらに柳田は、憧れる営業所長が自分にしてくれたように、仕事という範疇を超えた、心が通う付き合いを心がけた。気づけば、柳田を慕うライフプランナーが大勢集まるようになり、結果も出ていった。

営業所長になってから8年、柳田は確固たるポジションと報酬を得るまでになったのである。

100年後の未来を見据えて支社長へ これまでとは違うタイプのライフプランナーを育てる

営業所長になってから8年。柳田は支社長になることを決意する。ただ働き方が大きく変わる事もあり、支社長なれる条件を満たしていても、営業所長であり続ける人も少なくないという。

「逆に、闘志が湧きましたね。自分がやってやろうじゃないか、と。ライフプランナーは重要な存在です。そんなライフプランナーを輩出するのは営業所長であり支社長なんです。これからの私の役割は、ライフプランナーとして優秀な人材だけでなく、その先、ライフプランナーを育てる営業所長や支社長を数多く輩出すること。そう、考えるようになりました」

こうして柳田は、背中を押してくれたメンバーなどを集め、2017年4月に現在支社長を務める東京南支社を開所する。

「世間一般の営業職のイメージと重なりますが、同社においても、これまで結果を出すメンバーの多くは、人間力やコミュニケーション能力に秀でた者でした。でもダイバーシティが進む昨今、これからのライフプランナーには、自分のような論理的思考なタイプも必要になってくると思いますし、そうならなければ、会社は生き残っていけないと思うんです。そしてそんなチームをつくれるのは、自分しかいないなと」

そして言葉どおり、これまでのライフプランナーには見られなかったさまざまな人材を、幅広い業界から積極的に採用している。

「己のやり方を貫き成功しているライフプランナーがいる一方で、成長するライフプランナーには、ある共通項があります。“素直”であることです」

「永きにわたる顧客の幸せに繋がるように、保険金を正しくお届けできるように、50年後も、100年後もプルデンシャル生命保険は存在していかなければならない。その為に、優秀なライフプランナーや営業所長・支社長を輩出していきます。」

100年後を見据えて、柳田は今日も新たなライフプランナーの発掘ならびに育成に臨んでいる。全ては顧客との約束と顧客の幸せを守るために。

 

編集・インタビュー:岡本 英久/杉山 忠義 撮影:くさなぎ まこと 

柳田 優木Yanagida Yuki

プルデンシャル生命保険株式会社

東京南支社 支社長

1980年 神奈川県生まれ
1999年 慶應義塾大学入学
2003年 慶應義塾大学卒業 大手文房具メーカー就職
2006年 プルデンシャル生命保険株式会社入社
2009年 プルデンシャル生命保険株式会社入社 営業所長 就任
2017年 プルデンシャル生命保険株式会社 東京南支社 支社長 就任(現職)